中国の電気自動車に乗るどころか、見ることもできませんでした。

<中国の電気自動車>

1. 中国の電気自動車に乗るどころか、見ることもできませんでした。  だから、君が乗ったことがないからだという話はただ正しい言葉だから私に打撃なし。  
乗らずに言っている通りです。

2. 今や電気自動車市場の一歩進んで、自動車市場全体が終わりだとまで考えるようになった理由は、乗ってみるとあまりにも好きだからではなく、ただ数字がこのように出ているからです。

3. 頭括式にあらかじめ打ち込めば、今やグローバル自動車市場は中国メーカーがすべて席巻することになると予想します。  長くても10年、短くても5年以内です。
このように一つの分野の市場がすべて中国一国に食べられてしまった例としては、

LCD、太陽光、通信装備、スマートフォン、ロボット掃除機、ドローンなどがあります。  もっと多いと思いますが、ただすぐに思い浮かぶものだけを例に挙げてみました。

4. 地球では毎年自動車が8~9千万台ほど売れています。  1億台を超えるのは非常に大変で、状況がめちゃくちゃでも6千万台未満ではうまく落ちないです。
便宜上、9千万台の市場だとしましょう。

グローバル自動車市場は大きく3つに分けられます。

一番目は中国です。  中国のたった一つの国で年間3千万台が売れます。 このうち50%以上がエコカーです。

二つ目はアメリカとヨーロッパです。  アメリカ1,600万台、ヨーロッパ1,000万台程度が売れ、合計2,600万台程度の市場です。  だからアメリカ、ヨーロッパ全部合わせても中国一国で売れる量より少ないです。 もちろん、中国は安い車が多く、米国や欧州は高い車が相対的に多く売れています。

三つ目は、残りの全世界が合わせて3,000万台程度です。  これには、日本、韓国、東南アジア、中東、アフリカ、南米、インドが含まれます。  これをすべてその他の市場にまとめても、中国一国の販売量と似ています。

非常に単純化すると、中国33%、米国+欧州33%、残り33%程度が売れるのが現在の地球自動車販売現況だと考えておきましょう。

この数字を語るのは、中国市場の膨大な規模を語るためです。

5. 最近、電気自動車が世界的にキャズムとも言われ、よく売れるとも言われる話が入り混じって出てきます。  ただの数字なのに、なぜこのように互いに矛盾した話が出てくるのかというと、互いに異なる市場を見て話しているからです。

一応、グローバル全体で見れば、電気自動車は依然としてよく売れています。 2024年上半期基準で前年対比20%販売量が増加しました。  この程度なら十分に売れているものです。 「だから、『キャズム』がなぜそうなのか」という声が出ています。

ところが、このように販売量の増加を引き上げたのは、中国が一人ですべてしたのと同じです。 中国は今年上半期のエコカー販売台数が前年比で31%増加しました。  ところがヨーロッパはちょうど3%増え、アメリカは11%増えました。  

中国一人の力でこのように引き上げたのです。

ですから、中国を含む全世界の販売台数を基準にすると、電気自動車は依然としてよく売れており、中国を除く先進国市場を見ると、ただキャズムの谷間に陥っているのです。

6. 中国は年間3千万台を販売する市場で、今はエコカー(BEV+PHEV)の販売が60%を超えている。 近いうちに内燃機関をほとんど押し出すものと見られます。

ところが、中国でこのようによく売れるエコカーの中で、輸入車がほとんどないというのが問題です。

まず、中国自動車市場の最強者だったフォルクスワーゲンの電気自動車は、倒産した。  トップセリング20位まで見ても、フォルクスワーゲンの電気自動車は見当たらない。  唯一生き残ったブランドはテスラです。

テスラも今回、中国で販売量が8%増えたとか、11%増えたとか自慢していますが、年間30%成長する市場で10%増えたと自慢したら、それが自慢ですか？ そのため、テスラの中国電気自動車マーケットシェアは下がり続けています。

唯一の反転カードは自動運転なんとかではなく、低価格の電気自動車モデル2なのに、私たちがロケットも作るのに低価格の電気自動車一つ作れないかとほらを吹いたんです。  では、作って売ってみましょう。  ずっと後回しにしないでくださいよ。  こいつらはどんどん嘘ばかりついている。

7. 世界市場の3分の1を占める中国市場がまた重要な理由は、ここでは本当にエコカーが圧倒的に多く売れるからです。 米国はもちろん、欧州よりもエコカーの販売割合が高いです。  すでに60%を超えていますから。

今後、電気自動車の未来が来るかどうかは議論の対象ではありません。 どれだけ早く来るかが問題です。

この市場で生き残ったのは、米国でもヨーロッパでも日本でも韓国でもない中国の電気自動車です。 だから怖いのです。  中国の人件費がどうのこうのと言っているが、他の会社もすべて中国で中国人を雇用して工場を回しています。  自動車のような設備産業で人件費の比重が高くてこそどれほど高いか、同じように中国人に同じ月給を払って工場を回しているところです。

中国電気自動車がよく売れる理由は、この車の商品性が高いからとしか解釈できません。  何千万ウォンもの車を愛国心で選ぶことはありません。  数十万ウォンのスマートフォンを買う時は愛国心が何滴か入るかもしれませんが。

8. これまでは需要側でしか言っていませんでした。 では、供給側に振り返ってみましょう。

すでに世界中の電気自動車バッテリー市場は、中国がほぼ寡占水準です。 中国は電気自動車のバッテリー市場で 48% を占めています。 韓国は25%です。 すでに2倍の差で広がっています。  中国+韓国なら世界のバッテリー市場の4分の3になります。

電気自動車のバッテリーだけではありません。  二次電池は今やエネルギー貯蔵装置としても非常に使われていますが、ここはほぼ中国独占です。

バッテリーだけたくさん作るのではありません。  バッテリーに入る部品、原材料すべてが中国が完全に掌握しました。  バッテリーの4要素である陽極材と陰極材の分離膜の電解質は、すべて中国が供給ラインを整えています。 これを避ける方法がないでしょう。

アメリカ、日本、ヨーロッパで何かバッテリーを作って売ってるって聞いたことありますか？ 寡聞な私はひとつもわかりません。

9. 電気自動車だけたくさん作るのではありません。 電気自動車のバッテリーだけをたくさん作るのではありません。 電気自動車のバッテリーに充電する電気も、エコで最もよく作ります。 全世界で敷かれている太陽光は全部中国が作っています。